仕事好きなわたしのブログ

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コロナで仕事や生活はどう変わっていくんだろう<前提の転換>

コロナ禍で世界中が悲しみや恐怖、緊張に包まれながらの生活が続いていますが、すでに「もう元の世界には戻れない」という見解を示す方々も増えてきました。「戻れない」をどう受けとめていくのかについて、私の心持ちの変遷を綴ってみたいと思います。

「コロナ前には戻れない」を受け入れにくい理由

日本では休校期間を5月6日までと一旦定めたことで(おそらく変更されていくだろうが)なんとなく「それまでの我慢だろう」「そのあとは元の生活に戻るだろう」という気持ちが我々の中にあるのではないだろうか。私自身も少し前までそうだった。
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でも今は「感染が終息しても我々の生活は元には戻らないのかもしれない」とようやく思えるようになった。

「ようやく」というのは、「戻れない」ということを薄々気づいていたけれど、気持ちとして受け入れられなかったから。「元に戻れるんだ、だから今は頑張る」で頑張れていたからだと思う。

でも、もう戻れないとしたら?
受け入れられずにいたのは、未知の世界にまず恐怖を抱くから。
わからないことに人は不安を感じるから。
何よりも安心を求める人たちにとっては、「変わる」ということは脅威だから。
ちょっと厳しめに言えば、受け身で生きていられる安心を手放すのは怖いからかな。

前進には前提を変える勇気が必要

でも私は「そろそろ前提を変えて、前に進もう」と思い始めた。

未知=恐怖、何かとっても悪くなること、

とは限らず、

未知=まだわかっていない

ということに過ぎないのだから。

マクロなことはまだ私にはわからないけど、ミクロなことからは考えられる。
自分の暮らし、仕事のあり方。

・インドアなライフスタイルを自分の性格的にマッチするよう楽しむ工夫は?
・今の仕事は今後も存続できるだろうか?できるならどんな形に変容させていく必要があるだろうか?できないなら、どんなことにトライしていけばいいだろうか?
・そもそも、家に居られる時間をもっと有効に使えないだろうか?

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「元に戻る」ことをイライラして待つだけで過ごすのは生産的ではないし、前進できない。

ちょっと怖いけれど、以前とは違う暮らしを前向きに受け止めて準備していける自分になりたい。そう、受け身ではなく主体的に生活を作るのだ。

そう思ったら、怖かったけれど少しワクワクしてきた。
そして、ちょっとずつ具体的なアイデアが浮かんできた。


不思議だ。
受け身で安心していられた時は自分からアイデアなんて思いつかないのに。

思わずそんなゲンキンな自分に笑ってしまう。
未知は敵でもなんでもなく、主体的に楽しんでいく世界なのかもしれない。