失敗から学ぶことこそ専門性
最近、自分に刺激がほしくて、賢い人の考えに触れたいと思い、いろいろな方のブログや動画などを拝見しています。
常々、仕事での専門性、そのブラッシュアップに関心があった私は勝間和代さんの動画に行き着き、なるほどなあと感じ入りました。
【目次】
スマートに仕事をこなす若い職員
「この人、優秀だわああああ」
2年前、心からそう思ったフレッシュマンがいました。彼は若いのに論理性、客観性もあり、よく勉強もし、とにかくめきめきと頭角を現し、
「仕事には経験年数って関係ないな」
と思わせてくれていました。
今も彼と仕事をしていますが、3年目の今、なんだか凡庸になってきたのです。
いえ、彼の高いセンスや頭の良さは変わりません。
では何が彼を凡庸にしてしまったのか?
それを考えていたある日、私はこの動画に出会います。
勝間さんの動画
足りなかったのは失敗とそれを活かすこと
「専門家とは、ありとあらゆる失敗事例を知っている人のこと」
勝間さんのこの言葉に集約されていると思いました。
そして、あたらめて彼のことを考えてみました。
彼は優秀がゆえに、そつなくこなすことができ、仕事を終わらせることへのショートカットを見つけることもできる。
おそらく、子供の頃から失敗とは無縁だったのでしょう。
避けて通れるなら失敗をわざわざしない。
そんなありようになっていました。
だから、今の彼の仕事には「深み」がない。
能力もセンスも天賦のものをもっているのに、その結果凡庸になってしまっているのでした。
とても残念。
彼も薄々気づいているのです。
だから悶々としているのです。
失敗はね、宝庫なんですよ。
その時はみっともないかもしれないけど、それは一瞬なんです。
逆に、失敗から学べることってはかりしれないんですよね。
失敗は私たちの味方なんです!