仕事好きなわたしのブログ

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「オンとオフは区別する必要はない」ー前提を疑おうー

皆さんは、仕事と休日はきっちりと分けて過ごしておられるだろうか?

「オンとオフは、はっきりした方がいいに決まっている」。
私はずっとそう思ってきたけど、ある記事を目にしてショックを受けてしまった。


president.jp

2014年の記事なので少し古いかもしれないが、この記事を見つけて読んだとき、またまた「えええええーっ」と、自分の中の常識が崩れてしまったのだ。

全体にわたり、年収別にデータから考察をしているのだが、私にとって目を引いたのは、この2ページ目だった。


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<プレジデントオンライン記事よりスクリーンショット


仕事が楽しければ、あえてオンとオフを区別する必要はないはずです。それにもかかわらずオンとオフにこだわるのは、おそらく仕事が嫌いだからでしょう。平日は仕事で自分を犠牲にしている感覚が強く、そのぶん休日に自分を取り戻そうとしているのです」

そーなのかー・・・・・と、うなってしまった。


”休日には完全に仕事のことを排除するのが、仕事に効率的に取り組むためにもいいことだ”

と盲信していながらも、パラレルワーカーでもあるのでどうしても休日も仕事のことを考えざるを得ない。前提に照らすと「休日に仕事しているなんて、本当はいけないのに」となってしまい、自分を責めてしまっていた。

しかし、休日にある程度の仕事の下準備をしておくことで、当日のパフォーマンスがかなり高くなったり、心に余裕を持って臨めたり、とプラスの要素があることも実感していた。
しかし、「これは本来ではないのだから」と、やはりオフに徹していないことを悔やんでいた。

でも、前提が間違っていたら??

「オンとオフを区別する必要はない」という前提だったら?
私は別にダメな過ごし方をしているわけではないのである!


仕事が気になりながらも、無理に「オフなんだから、仕事はやらない!やっちゃダメ!」と、自分に強いることの方が理不尽だ。消化の悪い状態で月曜の朝を迎えるのだ。


「これが常識だから」と、世間一般で言われている考え方を自分の行動の前提にしていることは多い。でも、本当だろうか?多くの人に当てはまることだとしても、自分にもそうだろうか?

違和感をどこかで感じているなら、自分の中の声を信じることが大事なのだ、とあたらめて教えられた気分だった。