仕事好きなわたしのブログ

仕事にまつわる様々な問題やヒントを書いています

DIYで自分なりの家に作っていく楽しみ

中古マンションを買って4年が経過する。

中古の魅力は、ほどほとの経年劣化が年季となってどっしり感を醸し出してくれることと、自由にカスタマイズすることへの躊躇を持たなくていいことだと思う。

f:id:shinkax:20200321204323j:plain

賃貸の頃はそれができなくてモヤモヤしていた。
画鋲ひとつにしても気を遣う。
ましてや壁紙やドアノブの変更なんて想像することすら許されない。私は住環境に自分の主体性が反映されないことが窮屈だった。

そして4年前、ようやくカスタマイズできる日が来たのだった。
購入当初、リビングの壁紙はクリーム色にした。
緑色の部屋、オレンジ色の部屋、黄色の部屋・・・としたかったが、リフォーム会社の人に全力で阻止された。
「絶対後悔しますよ」
今思えば、よほど思慮浅い人間に見られたんだと思う。
しぶしぶ半分は従ったが、一番長い時間を過ごすリビングは好きなクリーム色で押し通した。
白はありきたりだと思っていたし、黄色は明るいはず!と思い込んでいたからだ。
私にとって、室内の明るさは最重要課題だった。

しかし、ほどなく、間違いだったことに気づいた。
白より明るい色はないのだ。

限られた窓からいかに室内に光を取り込むか。
ベランダのうち壁を白く塗り、白いスノコをデッキ風に置き、日光を反射させる。
そしてリビングの壁も白いペンキで塗り替えた。

f:id:shinkax:20200321205013j:plain

カーテンをはずし、白いブラインドに変更。

この3つのDIYでずいぶん家の中が明るくなった。
そして、今日は洗濯機置き場の壁に小さな棚を取り付けた材料は100均だが、十分素敵なものができたと満足だ。

賃貸暮らしの頃よりも今の家のほうが古いかもしれない。しかし、私は自分色に染められる中古物件に幸せを感じている。

高価でなくてかまわない。
好きな色、好きな形、好きな材質で思い描いた家に少しずつ成長させていく。
それが私にとっての「自分の家」なのだ。

悔いなく働く

春は別れと出会いの季節。
慣れた場所にお別れして、新たにスタートする季節でもある。
ワタシは2年半勤務させていただいた職場をあと半月で去る。

f:id:shinkax:20200305192840j:plain

自分の担当していた仕事を整理し、
次にやってくださる方へ丁寧に引き継ぎ資料を作り、
ゆっくりと職場を見渡してみる。

よく頑張ったな、ってふと思う。
短い期間だったけど、悔いはないくらいよく頑張ったなーと。

帰り道、街の明かりがとても綺麗に見えた。

4月からまた次の場所へ。
そこでもきっとワタシは悔いなく働けると思う。

青色申告奮闘中

確定申告の時期、真っ只中。
私は昨年度より青色申告
これが、思ったよりツライ作業で・・・

(´;Д;`)

(´;Д;`)

(´;Д;`)
f:id:shinkax:20200217213146j:plain

助けて〜〜〜〜〜〜〜


会計ソフトのfreeeを使ってみようと頑張っているんだけど、
あっちいったりこっちいったり・・・・

本質を理解していないからもう、機械にもてあそばれているような・・・

以前はアナログで、申告会場に書類どっさり持って行き、長蛇の列に並んで係員さんのものすごいスピード処理にお任せっ!だったのに、

自分でもできるようになりたい!と昨年から思い立ったのはいいけど、未開の森に1人で迷い込んだような気分。


あ〜、誰か助けてほしい〜〜〜〜

(´;Д;`)

(´;Д;`)

でもがんばる。

できるようになりたいから!

(つД`)ノ

仕事で嫌なことが続いた時のワタシの行動

このところ仕事で嫌なことが続いたので、何かしらの答えを見つけたくて行動してみた。

【目次】

1 スピリチュアル世界の見解

まずはネットで検索。
「仕事」「うまくいかない」「スピリチュアル」

f:id:shinkax:20200124072323j:plain

・自分と向き合う時。
・ステージが変わる時。
・転機の前兆。

などの言葉が出てくる。
傷心の時は自分にとって有益な言葉だけをついつい拾ってしまう。
「自分と向き合う」は早々にすっ飛ばして「ステージが変わる」「転機」に心が高速移動する。

・・・そうか、もしかしたら良くなる前兆なのかもしれない!!

ちょっとワクワクしてきた。

2 占いに行ってみた

面白くなってきたので、次は占いに行ってみた。

f:id:shinkax:20200124073046p:plain

私は「八白土星」というポジションらしい。
そして、生まれ持った運が強いらしい。

「お金も稼げる力があるのに、気づかずにぼーっと生きてきたのね」と。

あああ、まさにそれです。。ぼーっと生きてきました。
それで「お金がない」「お金がない」と呪文のようにつぶやいていました、はい。

「自分の才能を活かして稼げる仕組みを作るの。知恵を絞るのよ♩、知・恵・ね♩」

と、楽しげに何度も何度も念を押された。
よっぽど、ボーッと見えるらしい。

優しく、大らかに「自信を持って!」と送り出してくれた。


そしてさらに、驚いたいことに、
これまでの4年間ほどは実は「大凶」だったらしい。


し、知らなかった・・・・
私は大凶を生きていたのか・・・
そして、この2月から開運なんだとか。


・・・・!


何とラッキーなんだろうか。
大凶期間は知らないうちに過ぎ、
「あれ?」とようやく意識した時にはトンネルの出口だなんて!
超ラッキーだ!!

3 結論

嫌なこと、うまくいかないことが続いてもやもやしていた私の足取りは俄然軽くなっていた。

f:id:shinkax:20200124075553p:plain

結論は、

・私は超ラッキーっぽい。
・私は運が強いらしい。
・大凶でもそんなに悪いことなかった気がするから今後も平気じゃなかろうか。

こうして見ると自分でもかなりお気楽だなあと思うが、私はとてもスッキリしてしまった(笑)。


モヤモヤして、自分一人で考えていては堂々巡りになり、そのせいでさらにネガティブになってしまうという悪循環がある。

私はその悪循環を何よりも嫌う。
その悪循環に浸ってばかりいると創造的な発想が停止してしまう感覚があるし、何よりも楽しくないからだ。


今回頼ったスピ系も、占いも、全てを真に受けるわけでもなく(ごめんなさい)、かなりのいいとこ取りをして納得した私だが、
それでワクワクして、足取りが軽くなり、活力が戻るなら十分に感謝である。

皆さんはどうしておられるだろうか?

仕事においてはどんなに好きなものでも嫌な思いや行き詰まりを感じる瞬間がある。

それでも前に進んでいきたい時、速攻でワクワクに転換する方法を持てているととても効率的だと思う。

仏教用語の「差別」(しゃべつ)は「多様性の尊重」

建長寺を拝観した。

その時に小冊子をいただいた。
仏教情報誌「ムディター」。2019年7月に発行されたものらしい。

f:id:shinkax:20200120070128j:plain

その中の、種村健二朗氏の

『「自分決めたことだから」という無意識の差別』

を拝読した。

安楽死の意思決定について書かれたもので、44歳の女性がこれ以上の人工透析を望まないという意思を示したとのことで透析は中断。それによって女性は死亡したことが書かれている。

氏はこの件について、仏教でいう「差別」(しゃべつ)の心で対応して欲しかった、と述べられている。

この件についての詳細は同誌にてお読みいただきたい思う。また、2020年1月20日NHKおはよう日本」の中でも関連ニュースが取り上げられていた。


私が衝撃を受けたのは、「差別」という言葉の意味が我々一般の世界と仏教の世界とでは真逆だということだった。

”「差別」と書いて「しゃべつ」と読み、異なったものを排除するのではなく、「ひとりひとりの違いを認めて平等に大切にしてゆこう」という仏教文化

と書かれている。

恥ずかしながら私は全く知らなかった。
「差別」という言葉の意味は一つしかないと思い込んでいたし、
真逆の意味と精神を持つ言葉として自分の住む国にもそれは昔から存在していた、ということも知らなかったのだ。

私は仏教徒ではないし、仏教を礼賛する目的で書くのではないが、
仏教が古来人民に行ってきた数々の救済事業を思い起こすと、この「しゃべつ」の精神があったからこそというような理解ができていく。
「ああ、そうか、そうだったのか」
という感じで納得できていったのだ。
そしてやはり、強烈なネガティブさを付帯する「差別」という言葉が全く逆の意味で存在することの不思議さ、人間世界の奥深さも感じた。

昔からあったもの
受け継がれていたはずのこと
知られなくなってしまったこと
知らないで生きていること

いろいろ考えさせられてしまった。

私は福祉分野に携わっている者として、とても恥ずかしい気持ちになったし、
逆にどこかでこれまでと違う希望を持てたような気もした。
うまく書けないのだけれど。

もし、同じような気持ちになった方がおられたら、私のこの「うまく書けない、希望を持てた気持ち」を解説いただきたいなあと思う(笑)。

杉良太郎さんの潔い「売名だよ」、「福祉は難しい」に圧倒された

とても痛快で、かっこよくて、そして圧倒される記事。

俳優、杉良太郎さん。

先日、運転免許証を返納する様子がテレビで流れていて、その姿もかっこいいなあと思っていたが、杉さんが長年福祉に尽力されてきたことを恥ずかしながら私は知らなかった。

時代劇でのカリスマ的な存在感。
華やかさが印象的だ。

実はその一方で、苦しんでいる方々への支援を長いこと実践されているんだそう。そのスタートは15歳の時に初めて養老院のテレビを寄付したことであり、その後は事あるごとに苦しい方々のところへ駆けつけ、そして、ベトナムの子どもたちへの支援もずっとされているそうだ。

headlines.yahoo.co.jp


記事の中に書かれているが、杉さんはボランティア活動中、
「売名ですか?」
としょっちゅう聞かれるという。
聞かれて返したセリフがまた潔くてかっこいいのだが(↑ 貼り付けニュースをご覧くださいね)、きっと杉さんは、そんな指摘や中傷に関わる時間や労力よりも目の前の方々に何ができるかに注力したいと思われているんだろうな。


そして「福祉は一方通行だから。難しい。」とおっしゃる。


長年、自腹で、自分の意思だけで行動されてきた人の言葉は重い。

私も福祉に携わる一人だが、この言葉は重かった。

近年、福祉の概念では「双方向」「交互作用」という言葉が重きを置かれている。私は疑いもせず、習った通りに実践しているつもりでいた。
つい、さっきまで。

なのに、杉さんのつぶやきは真逆のような
「一方通行」
なのだ。

何十年も、「売名」と言われながらも実践し続けた人がいう言葉の前に、自分が知識として当然と思い込んでいたことが薄らいでしまう。

どちらが正しいという問題ではなく、杉さんと自分の重さの違いに圧倒されたのだ。

「論」を語る人は今無数にいる。
でも、どれくらいの人が本当に本当に、非難も受けながらもやり続けているのだろうか。
そして、その上で感じきっているという「難しさ」。
そこにものすごく深さを感じる。
やり抜いてやりきっていまたやり続けている人だから言える「難しい」という意味が。

その深さと重さの前に、「売名ですか?」の声かけはとても浅くて虚しく聞こえる。


わたしは仕事が好きで、やるならプロフェッショナルと思えるくらい極めたいと思っているが、この記事を読んで「全然、ナンチャッテだ」と、気持ちよく凹んだ。
そしてゼロに戻って、また明日からスタートしようと思った。

私の世界に「色」が戻ってきた瞬間

もう15年も前になるのかな、
ワタシは精神的に引きこもっていた時期があった。


心折れて働くことはおろか、その日1日を生き抜くこともやっとなくらい、辛い気持ちとふたりぼっちな毎日を送っていた。

期間的にはそんなに長くはなかったのだけど、その頃は永遠のように長く感じた。

息を吸って
息を吐く。

その間の1秒1秒さえつらくてしんどくて、

「どうやったら、ただ普通に呼吸して普通に存在できるのだろう」

と、生きること自体がつらかったな。


たまに外出をしなくてはいけなくて街を歩くんだけど、
ほとんど下ばかり向いていたから風景なんて覚えていないんだ。
見えていても全てはモノクローム写真のようだった。

f:id:shinkax:20191229082928j:plain

でも、少しずつ状態が良くなっていって、

それは、
遠くから心配して会いに来てくれた友達とか、
何も言わずに見守ってくれていた妹とか、
高圧的でなく伴走してくれる医師とか、

いろんな人のおかげでできたことだけど、

ワタシは本当に少しずつ良くなった。
もちろん、行きつ戻りつしながら。

ある日、
息を吸いて吐いて、が普通にできていることに気づいて、
歩きながら顔を上げてみた。

商店街はクリスマス前の飾り付けでキラキラ輝いていた。

f:id:shinkax:20191229083153j:plain

その美しさに心奪われた。

ワタシに「色」が戻ってきた瞬間だった。
嬉しくて涙が出た。

街は、人の生活は、生きているってことは、こんなに美しい色をしているんだ・・と。


実に4年ぶりだった。

それからは、色付きに世界が見えることに感謝している。
元気になりすぎて(笑)しまうとついついあの時の感動を忘れてしまう。
忘れない自分でいたい。

人間が未熟なのでなかなかできないけど(笑)。

#ひきこもり #回復 #辛い #生きる #感動