仕事好きなわたしのブログ

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DIYで自分なりの家に作っていく楽しみ

中古マンションを買って4年が経過する。

中古の魅力は、ほどほとの経年劣化が年季となってどっしり感を醸し出してくれることと、自由にカスタマイズすることへの躊躇を持たなくていいことだと思う。

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賃貸の頃はそれができなくてモヤモヤしていた。
画鋲ひとつにしても気を遣う。
ましてや壁紙やドアノブの変更なんて想像することすら許されない。私は住環境に自分の主体性が反映されないことが窮屈だった。

そして4年前、ようやくカスタマイズできる日が来たのだった。
購入当初、リビングの壁紙はクリーム色にした。
緑色の部屋、オレンジ色の部屋、黄色の部屋・・・としたかったが、リフォーム会社の人に全力で阻止された。
「絶対後悔しますよ」
今思えば、よほど思慮浅い人間に見られたんだと思う。
しぶしぶ半分は従ったが、一番長い時間を過ごすリビングは好きなクリーム色で押し通した。
白はありきたりだと思っていたし、黄色は明るいはず!と思い込んでいたからだ。
私にとって、室内の明るさは最重要課題だった。

しかし、ほどなく、間違いだったことに気づいた。
白より明るい色はないのだ。

限られた窓からいかに室内に光を取り込むか。
ベランダのうち壁を白く塗り、白いスノコをデッキ風に置き、日光を反射させる。
そしてリビングの壁も白いペンキで塗り替えた。

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カーテンをはずし、白いブラインドに変更。

この3つのDIYでずいぶん家の中が明るくなった。
そして、今日は洗濯機置き場の壁に小さな棚を取り付けた材料は100均だが、十分素敵なものができたと満足だ。

賃貸暮らしの頃よりも今の家のほうが古いかもしれない。しかし、私は自分色に染められる中古物件に幸せを感じている。

高価でなくてかまわない。
好きな色、好きな形、好きな材質で思い描いた家に少しずつ成長させていく。
それが私にとっての「自分の家」なのだ。